MAKANA LEI 一択

友人から「次の会食には、お気に入りのアロハを着てきて」とリクエストされた。

個人的に、アロハシャツは15年ほど前に熱中して収集していたジャンルだ。
なかでも、数あるモチーフの中から私が限定して集めたのは、国産の和柄アロハ。
それも、最高峰の縫製技術を誇る逸品が欲しかった。

そんな私の収集品の9割を占めるのが、「MAKANA LEI(マカナレイ)」というブランドだ。
ハワイ語で「贈り物」を意味するこの名前を冠したシャツは、日本の伝統的な縮緬(ちりめん)織りのシルク生地をベースに、群を抜く粋な和柄をまとっていた。
和の職人技と南国の自由さが見事に融合した、唯一無二のブランドだったと思う。

残念ながらこのブランドは、養蚕業の衰退によりシルク原料の繭(まゆ)が手に入らなくなったことから、2013年を最後に生産がストップ。
現在に至るまで、新たな製品は一切作られていない。
まさに幻のブランドとなってしまった。

とはいえ、マカナレイは和柄アロハ界隈では“マニア垂涎”の存在。
古着市場で偶然出会える可能性もある。
かつて当院の飼主さんが、某古着屋でこの希少アロハをたった3000円で購入したと聞いたときは、本気でその場に倒れそうになった。

蚕から採れる絹糸を、日本独自の縮緬織で仕立てた、超高級な手仕事の結晶。
もしどこかで見かけたら、即買い必至の一着だ。

私の過去のアロハコレクションは以下の通り。

アロハコレクション1

アロハコレクション2

アロハコレクション3

アロハコレクション4

アロハコレクション5

アロハコレクション6

実は――
このマカナレイの中でも、さらに希少な“幻のラインアップ”が存在する。
それが、肉筆デザインのアロハシャツだ。

純白の縮緬シルクに、前後異なる図柄を一着ずつ手描きで描いた、まさに芸術作品。
全てに絵師の直筆サインと朱印が入り、同じものは二つと存在しない。
私はこの唯一無二の一点ものを3着所有している。

ただ、あまりの希少性と美しさに、いまだ一度も袖を通していない。
残りの人生のなかで、本当に至福の瞬間が訪れたときに、初めて着ようと決めている。

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