「ウサギのケガ・病気」の記事一覧

しっかり見る

ぱっと見大したことないかも(いや、そんなわけないんですが)と思っても 見方を変えると、ウワッと驚き しっかり見ると、大変なことになってる。 しっかり見るためには、飼主さんが愛兎を自由自在にコントロールできる、主従関係の確・・・

鼻くそ

鼻の穴の構造に問題があるのか定期的に鼻くそが詰まる子がいて、爪切り時に取り除いてあげます。 処置時は嫌がっていますが、スッキリして絶対気持ちいいと思う。だってやってるこっちが気持ち良くなる処置だから。 そう多くない症状だ・・・

急を要しない手術に挑む前に

ウサギはレントゲンを撮ってみれば明確だが、他動物種と比べて呼吸領域が狭い生きものなので、それが抑制される麻酔・手術には注意が必要だと思っている。 患者が歳を重ねたり肥満であれば、その注意度は更に高まると考えてやっている。・・・

腹ばいになっているなら

愛兎がいつもみたいに餌を食べないと、もしやうっ滞?と心配になります。 最悪腸閉塞だと一刻を争う状態だから、飼主さんも触って確認しようとしますがなかなか難しい。結局不安を抱えたまま観察し続けることは怖いので、動物病院へ受診・・・

飼主さんの対策

先日レントゲン画像紹介した股関節脱臼のウサギ。 飼主さんは飼育環境にマット敷いて、愛兎の歩行負担を和らげる対策を講じた。 こういう対策は、治療以上に患者さんの生活を快適にしてくれていると思う。私も報告して頂けると嬉しい。・・・

夜間判断

当院の休診時間である夜間、年中無休でお世話になっている夜間動物緊急診療所は、私が所属する(公社)名古屋市獣医師会が運営する動物病院。 読んで字の如く、夜間突発的に生じた緊急事態に備えた動物病院で、ウサギで一番お世話になる・・・

推測

突然食欲がなくなった患者さんを血液検査すると、肝臓の数値が大上昇している場合があります。 若くて普段健康な個体ならば、原因として肝臓に毒となるモノを口にした?を疑い、飼主さんにウサギが直近に食べたモノ、イタズラ食いした可・・・

優先順位

絨毯の毛を悪戯喰いしてそれが糞に混ざる、それに絡んで軟便・下痢便するウサギがいる。 どうしたらいいのか?悪戯喰いする要素を排除するしかないのだから、そのウサギの飼育環境から一切のカーペットを排除する。フローリングとスノコ・・・

実験のような

慢性腎不全のハルちゃんの飼主さん夫婦は、治療当初からずっと詳細な飼育記録を取っている。 それを診察のたびに提出してくれる。毎日の尿量なんてどうやって?私から一切助言がなくても、自ら考えて測る方法を編み出した。 まるで研究・・・

股関節脱臼

ヒトの場合では、例えば自動車事故の際に、膝がダッシュボードにぶつかった場合に起きやすいとされています。イヌ・ネコでは、高所からの落下や交通事故など、股関節に強い力が加わることで起きます。両者とも事故ですから、ほぼ確実に受・・・

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