「ウサギの飼育環境」の記事一覧

もはや過失とはいえない

ヒトならモノに興味惹かれたら手に取って触るが、ウサギは口に含んで確認する生きものだから悪戯食いが多い。 悪戯食いやらかして来院されたら、治療と同時に飼主さんにはしつこいほどその危険性を説いて、2度と同じ過ちを繰り返さない・・・

治療と同等に大切でっせ

足底全体が脱毛炎症していた患者さん。 治療のための薬を投薬すると同時に、飼育環境の見直しを実施しました。こぼした飲水や自身の尿を踏んで足裏を濡らさないように、牧草トイレを設置してもらいました。すると病変部は明らかに症状が・・・

金網ネットの床材

驚いちゃった。 医学的に正しいとされていたことが、時代の変遷によって真逆の評価を受けることはあるけど、最近はソアホックの予防に金網ネットの床材が推奨されることがあるらしい。 ウサギの足底は、イヌ・ネコのような肉球がなくて・・・

昼は明るく夜は暗く

完全室内で行動範囲を制限されているウサギは、概日リズムを崩しやすい。 加えて飼主さんが夜型人間だったりすると、深夜でも照明下に置かれて生活リズムも狂う。しかし少しでも正常な状態を保とうとするなら、昼は明るく夜は暗いなかで・・・

ウサ飼いの気持ちがないと

以前は定期的に受診してくれたウサギが、1年以上来なくなって、今朝久々に健診でやってきた。 聞けば、飼主さんの事情で暫くウサギを預けていたそうだ。預け先では一応責任持って世話してくれたらしく、体型も変わらず元気でした。しか・・・

ほどよい刺激も必要

先ずは少し長いけどこれ読んでみてください。 「いつもの店」ばかりで食事する人は記憶力が上がらない…その「驚きの理由」 本文中で「なるほどな〜」と思ったのが 生物が自分の縄張りから出てはじめての場所に行ってしまった場合、あ・・・

踏む

ウサギを家内で自由飼育できないもう一つの理由。 飼主さんの踏みつけ事故が多い。イヌ・ネコのように鳴かないで、彼ら以上に気配を立てずに飼主に近寄るウサギだから、飼主さんが気がつかぬ間に足元に接近している。ヒトの全体重が、小・・・

簡易壁

私的に推奨しているウサギ飼育場。 前回のブログでも述べたが、イヌ・ネコのように家内で完全自由行動はダメ。ウサギはイヌ・ネコ以上に悪戯喰いをするから。人間の子供は新しい物質を認知するのに「手で触って」確認するが、ウサギは「・・・

愛兎の緊急避難場所も想定した自家用車って?

コロナ禍にキャンピングカー購入した自分の知識で話します。 何も完全な住居再現しようと、一般車より高価なキャンピングカー買う必要はない。型落ちの中古軽バンの荷室に断熱材を貼って、窓は目隠しできるようなアイテム装備して、走行・・・

車内避難

環境省の動物愛護管理法のなかに「ペットの災害対策」がある。ざっと読んでも、やはりヒト重視で、飼主の責任が述べられたものになっている。 避難所では動物が苦手な方やアレルギーを持っている方等への特別な配慮が求められます。また・・・

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