残されたウサギは何を感じているか?

先日、同居ウサギに先立たれて、独りぼっちになってしまった “こはく” ちゃん。

どことなく淋しげな表情が印象的な彼女は、今、何を感じているのでしょうか?

飼主さんは、残されたウサギの姿を見て「寂しそう」「気落ちしている」「元気がない」と感じることが多いようです。
それは人間の視点からすれば、ごく自然な感情であり、ウサギに対する深い愛情の表れでもあります。

けれど、ウサギ自身の「本当の思考」や「感情の構造」は、人間が想像するものとは少し違っている可能性もあるのです。

ウサギの認知と社会性の特性から見てみると…

  1. 群れへの帰属意識はあるが、個体への強い愛着は限定的
    野生のウサギは、群れ(コロニー)で暮らす社会性動物ですが、個体同士の「絆」は、人間のような情緒的な結びつきではなく、距離感と秩序に基づく共存関係に近いものです。
    したがって、「親友が亡くなって悲しい」という感情よりも、環境の変化やにおい、生活のリズムのズレに反応している可能性が高いと考えられます。
  2. 感じているのは“寂しさ”より“警戒”や“不安”かもしれない
    同居個体が突然いなくなるという出来事は、ウサギにとって
     →「いつもの音がしない」
     →「においが消えた」
     →「空間の気配が変わった」
    という、“環境の異変”として強く認識されます。
    つまり、それに伴うのは「仲間を失った哀しみ」ではなく、周囲の変化に対する緊張や不安である可能性があるのです。

実際には、「相方がいない=この状況はいったいどうなっているのか?」という警戒モードの中にいるだけ──。
それが、じっと動かず佇むような仕草として現れているのではないか、と個人的には考えています。

夢がないですけどね。

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