大きなお世話かもしれませんが
年末の大掃除をしながら
「そうだ、うちの子も健診に連れて行って、安心しておこう」
と思い立ち、来院される飼主さんは少なくありません。
どうか、ウサギの気持ちになってください。
普段から定期的に通院しているウサギであれば、大きな問題はないでしょう。
私のことは大嫌いでも、院内の環境には最低限慣れています。
怖くてもある程度は我慢でき、帰宅後も比較的平常でいられます。
しかし中には、飼主さんの思いつきで、ずいぶん久しぶりに、なかには何年ぶりかでやって来る、いや、「連れて来られる」ウサギがいます。
もう一度、ウサギの気持ちになってください。
それは、彼らにとって強い恐怖です。
普段は経験しないレベルの恐怖です。
しかも必ず、私に「嫌なこと」をされます。
普段味わわないほどの強いストレスを受け、もし帰宅後に体調を崩したら、どうしますか?年末ですよ。
「イヌやネコは普通に受診しているじゃないか。大げさなことを言うな」そう思われるでしょうか。
ウサギはイヌやネコとは違い、被食動物です。
警戒心が非常に強く、とても怖がりな動物なのです。
私の心配は、本当に――大きなお世話でしょうか。
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