「ウサギの生態」の記事一覧(2 / 32ページ)

肝が据わっている?

手術を控え、入院室でスタンバイ中の音(オト)ちゃん。 多くの子は落ち着かず、ケージの中でソワソワしているものだ。ところが、この子は入るなりリラックスして寝そべっていた。 ……けれど、油断してはいけない。その眼光の奥に、し・・・

良質な肥満

ウサギのなかには、家畜の血が強く飼養効率が良いのか、適正な餌を食べていても太り気味になる個体がいます。個人的には、ミニレッキスに多いように感じます。 ただ、こうしたタイプのウサギは肥満といっても、“質の良い肥満”です。見・・・

こうめの心中

同居していたイヌが亡くなり、元気がなくなった(ように飼主さんには見える)こうめ。 残されたウサギは、本当は何を感じているか? 私的推測。 あいつ(イヌ)、なんでいなくなったんだ?ひょっとして、捕食者に襲われて食われちゃっ・・・

ストレスは必要です

前回の 5年前に手術したのに、巣作り行動【3】から派生して。 適度なストレスは、生き物にとって必要なのです。これは「ストレス=悪」とは限らないという、生理学・行動学の根幹に関わるテーマです。 結論「ストレスはゼロより、少・・・

5年前に手術したのに、巣作り行動【3】

で、個人的にはもう一つの可能性を考えています。 それはズバリ——「暇だから」 安全で刺激の少ない環境のなかで、時間とエネルギーを持て余した結果、巣作りが“暇つぶし”や“安心行動”として現れたのではないかと思うのです。 ウ・・・

5年前に手術したのに、巣作り行動【2】

前回最後に触れた「卵巣残存症候群」これは手術した獣医師にとって、最も胃が痛くなる原因です。 というのも、手術時に卵巣や卵巣靭帯の一部が完全に除去されず、わずかな卵巣組織が体内に残って再生・機能してしまう、いわば“取り残し・・・

5年前に手術したのに、巣作り行動【1】

5年前に子宮内膜腺癌で卵巣・子宮を全摘出した元メスウサギが、最近になって巣作り行動を始めた。 避妊手術後(この症例では腫瘍手術ですが)に巣作り行動が見られる原因はいくつかあります。 もし毛を大量にむしる・食欲が落ちる・興・・・

女心

きなこは、4歳になるメスウサギ。 最近、同居している年下のオスウサギが気になる様子だ。自分から近づいていき、身体をすり寄せる。……なのに、最後には彼に噛み付く。 これは複雑な女心の現れなのか。もし私がこういう心理構造を言・・・

ウサギの血糖値と「肝が据わっている」子

ウサギの健康チェックで血液検査をすると、高血糖と出ることが少なくありません。 「えっ、糖尿病ですか?」と驚かれる飼主さんもいらっしゃいます。でも、実際にはその多くが、病気ではなく“ストレスによる一時的な高血糖” なんです・・・

やればできる

ウサギは、ペットになるずっと前から家畜として人と関わってきた歴史がある。 その“家畜力”を色濃く受け継いだ子は、とにかく太りやすい。オヤツを減らしても、ペレットを控えても痩せないことがある。この子もそうだった。 けれど、・・・

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