どこまで助けを求める?
朝から信じられない電話をスタッフが受けた。
「あの、、、うちの子〇〇で調子悪いんですけど。。。」
「治療するとしたらいくらくらいかかります?」
「治りますかね?」
当然スタッフは「診てみないとわかりませんが。。。」と対応し、「すいません、只今診察中なのでこれ以上は来院されたときに」と切り上げようとしたら返ってきた言葉が、
「実はうちの子、もう亡くなっているんですが、自分のなかでモヤモヤが解消されなくて、何か納得の糸口にならないものかと電話しました」と。
電話切ったあとカルテ確認したら、4年前に初診でたった1回だけ来院された患者さんだった。
悲しくてやりきれない気持ちはわかります。
その気持ちは、愛情が深かった飼主さんほど、残酷ですがこれから長い間続きます。
けれど、それはいつか必ず良い思い出に終着します。
そうでないと亡くなった愛兎が浮かばれないからです。
ただ、大切なのは飼主さんは周囲にどれ程の助けを求めるのか、それが迷惑をかけることになりはしないか、今一度行動に移す前に考えて御自身の気持ちと向き合ってほしいです。
そうでないと亡くなった愛兎は安心できないと思いますよ。