5年前に手術したのに、巣作り行動【2】
前回最後に触れた「卵巣残存症候群」これは手術した獣医師にとって、最も胃が痛くなる原因です。 というのも、手術時に卵巣や卵巣靭帯の一部が完全に除去されず、わずかな卵巣組織が体内に残って再生・機能してしまう、いわば“取り残し・・・
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前回最後に触れた「卵巣残存症候群」これは手術した獣医師にとって、最も胃が痛くなる原因です。 というのも、手術時に卵巣や卵巣靭帯の一部が完全に除去されず、わずかな卵巣組織が体内に残って再生・機能してしまう、いわば“取り残し・・・
5年前に子宮内膜腺癌で卵巣・子宮を全摘出した元メスウサギが、最近になって巣作り行動を始めた。 避妊手術後(この症例では腫瘍手術ですが)に巣作り行動が見られる原因はいくつかあります。 もし毛を大量にむしる・食欲が落ちる・興・・・
きなこは、4歳になるメスウサギ。 最近、同居している年下のオスウサギが気になる様子だ。自分から近づいていき、身体をすり寄せる。……なのに、最後には彼に噛み付く。 これは複雑な女心の現れなのか。もし私がこういう心理構造を言・・・
ウサギの健康チェックで血液検査をすると、高血糖と出ることが少なくありません。 「えっ、糖尿病ですか?」と驚かれる飼主さんもいらっしゃいます。でも、実際にはその多くが、病気ではなく“ストレスによる一時的な高血糖” なんです・・・
ウサギは、ペットになるずっと前から家畜として人と関わってきた歴史がある。 その“家畜力”を色濃く受け継いだ子は、とにかく太りやすい。オヤツを減らしても、ペレットを控えても痩せないことがある。この子もそうだった。 けれど、・・・
ブラッシングにせよ投薬にせよ、ウサギには理由がわかりません。「どうして優しいはずの飼主が嫌なことをするの?」と思っているはずです。 理解してもらうのは無理ですから、ご機嫌を取ったり処置を諦める必要はありません。必要なこと・・・
メスウサギの攻撃性や縄張り行動(尿スプレー、マウンティング、床やケージを守るような威嚇)は、主に性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)に影響されています。 避妊手術で卵巣・子宮を摘出すると、ホルモンの分泌がなくなり、・・・
ウサギは解剖学的に嘔吐できない動物ですが、だからといって「気持ち悪くならない」わけではありません。 車に乗せられて揺れが続くと、乗り物酔いのように気分が悪くなり、よだれで顎が濡れてしまうことがあります。ただし、よだれの原・・・
瞳を見れば、自律神経の活動がわかります。 ヒトやウサギの目には、光の通り道となる「瞳孔」があります。瞳孔は周囲の明るさに応じて変化し、暗い場所では大きく(散瞳)、明るい場所では小さく(縮瞳)なります。その大きさを調節して・・・
愛兎が安心しているサイン──そう理解していたはずの「ごろん寝」。 ところが、ウサギも老齢になると、これが再び飼主の心をざわつかせます。だって、老齢ウサギは視力も聴力も衰えているから。 「〇〇ちゃ〜ん、寝てるの〜?」と話し・・・

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