ブルックリン

これ、アカデミー賞作品賞、主演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされた話題作だが、50年代のブルックリンに移住したアイルランド移民ヒロインが主人公の作品で、女子向けかとスルーしていた。

主演のシアーシャ・ローナンは本作にぴったりのアイルランド系女優で、どこかで観た顔と思ったらライアン・ゴズリングの初監督作「ロスト・リバー」に出てました。

ヒロインのエイリシュは、新天地アメリカと故郷アイルランド、どちらに身を置こうか悩む。
当時の女性にとって大切なものがかかった重大な決断を迫られるのだが、私的には決めるきっかけが本人の決断でなく、一方に居づらくなったからもう一方へ逃げるような話で、その一点で嫌な感じがした。
いや、だからこそ人間なんでしょうか、当時の時代背景も考慮すれば致し方なしか・・・

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