アルツロ・ガッテイ

ボクシングファンの自分が最も好きなボクサーであるアルツロ・ガッテイ 。

激しい打ち合いが持ち味のファイタータイプのボクサーで、その戦いは正に肉を切らせて骨を断つ。
特にミッキー・ウォードとの3戦はノンタイトルながら、いまだ伝説となっている激しい戦いで、これぞボクシングの醍醐味であり、その後の両者の友情や、彼の悲しい最後は映画にすればヒット間違いなしと常々思っていた。

2002年5月第1戦 勝者ウォード

2002年11月第2戦 勝者ガッティ

2003年6月第3戦 勝者ガッティ

ボクシング好きでなければ全てを鑑賞するのは辛いかもしれないが、第1戦9Rの序盤でダウンを取られてから、不屈の闘志で蘇るガッティ、1対1後の決着第3戦最終10Rが始まる前、互いの笑みから想像できる友情などは、男なら誰しも感動する場面です。

また、2010年に上映された「ザ・ファイター」は対戦相手ウォードの伝記映画で、もちろんいの一番に鑑賞したが、「ウォードもいいけど映画にするなら断然ガッティだろっ」と少し残念だった記憶がある。

そんな長年鬱積する私的願望を叶えてくれた書籍が先日発行された。

「Intimate Warfare The True Story of the Arturo Gatti and Micky Ward Boxing Trilogy」

長ったらしい英題だが、待ってました!のガッテ VS ウォードに纏わる伝記、しかし残念ながら洋書での販売のみ。
う〜、英語が苦手な自分が残念でならない。
翻訳書の発行、映画化、切望します。

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