ボーグマン
2013年シッチェス国際映画祭に出品されグランプリを受賞したオランダ映画。
またオランダ映画として38年ぶりにカンヌ映画祭に選出された。
ダーク・リアリティ・SF・ドラマなんだと。
監督のアレックス・ファン・ヴァーメルダムは脚本も手がけ、主役ではないが出演もしています。
現代人の欲望や原罪を描くことを得意としている監督で、本作ではメッセージ色を排除し、観た人の感情に委ねるそうで、謎の部分が多いけど引き込まれる作品でした。
純真な子供は好奇心と優しさで、大人(本作の場合、女性)は⚪︎欲を刺激して取込む行為。
そりゃ冒頭で、あの立場の者達にあれだけ執拗に狙われる訳だな。
本作のある印象的なシーンはここからイメージしたとみた。
たぶん当たってる。
フュースリーの「悪夢」