消毒薬や洗剤について
ウサギは、消毒薬や洗剤によって中毒や体調不良を起こしやすい動物です。
その理由は、主に以下の点にあります。
なぜウサギは影響を受けやすいのか
① 体が小さく、代謝経路が限られている
ウサギは体重が軽く、肝臓での解毒能力にも限界があります。
そのため、ごく微量であっても体重比では高用量となりやすく、分解・排泄に時間がかかるという特徴があります。
② 皮膚・粘膜が非常にデリケート
皮膚が薄く、鼻腔や口腔の粘膜も敏感です。
床材やケージに残留した成分、あるいは揮発したガスであっても、体調に影響を受けやすくなります。
③ 「舐める・かじる」行動が多い
ウサギは、床・トイレ・ケージ・牧草などを頻繁に舐めたり、かじったりします。
そのため、洗剤や消毒薬が乾燥していても、残留成分を経口摂取してしまうリスクがあります。
④ 腸内細菌バランスが崩れやすい
ウサギは、腸内細菌による発酵に強く依存する草食動物です。
消毒薬や洗剤を微量でも摂取すると、腸内細菌叢の乱れを引き起こし、食欲不振、下痢、盲腸便の異常につながることがあります。
これらの理由から、ウサギが直接触れる可能性のある薬剤について、私は基本的に慎重、場合によっては否定的な立場を取ることが多いのです。
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