お選びください
初診のウサギ。
ハーネス姿で診察台に乗った瞬間、その豊かな体型がしっかり露わになりました。
それを見てすぐに、「給餌から飼育法まで、フルモデルチェンジ案件だな」と悟りました。
もちろん、飼主さんに悪気はありません。
ただ、知らなかっただけ。
しかし、知らなかったとはいえ結果として健康を損ねている以上、まずはそこを受け入れてもらう必要があります。
ここに、言い訳・反発・怒り・謎のプライドが混ざると……改善の歯車が一気に止まります。
今回の飼主さんは、給餌の誤りにも肥満にも気付いておらず、
「股が汚れるんです…」という“結果”だけを心配して来院されました。
しかし、股汚れはあくまで氷山の一角。
その下には、(不適切な給餌+肥満による消化不良)という大きな原因がドシンと存在しています。
その点を説明したのですが、どこまで伝わったのかは……
まあ、神のみぞ知る、という感じです。
今までの飼い方を“ほぼ全部見直してください”と言われれば、誰だってプライドがモヤッとします。
でも私は、そういった空気よりウサギの健康を優先するタイプなので、いつも通り「うさぎの勉強会」もおすすめしておきました。
結果、
「この獣医…なんか偉そうじゃない?」
「あ、ちょっと怖いタイプの先生だ」
と思われたかもしれません。
ですが、もう正直に言います。
接客100点の動物病院をお探しの方、どうぞそちらへ。
ウサギを良くしたい人、
改善に前向きな人、
そして私の辛口くらいでは折れない人だけ、
どうぞ引き続きお越しください。
……とは言っても、最近はスタッフや姉の査定がしっかり効いているので、
辛口も今や “微辛” レベル です。
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