去勢後も、しばらくは油断禁物(…ヒトも)

ウサギのオスを去勢しても、すぐに繁殖能力がゼロになるわけではありません。

去勢とは、精巣を摘出する手術ですが、体内(特に精管や精嚢)に残っていた精子が完全に消失するまでには、ある程度の時間がかかるためです。
一般的には、手術後1ヶ月程度は交尾によって妊娠する可能性が残るとされており、この期間中は、未避妊のメスウサギとの同居は控えるよう指導させていただいています。

これは、実は人間でも同じ。

いわゆる「パイプカット」(精管切除術)を受けた男性も、術後すぐに精子がゼロになるわけではありません。
精管を切っても、その手前に残っていた精子が精液に含まれているため、15〜20回程度の射精、または約2〜3ヶ月をかけて、ようやく“無精子”となるのです。
そのため、術後も一定期間は避妊が必要で、病院で精液検査を行って、無精子が確認された時点で「完了」とされます(ウサギはそのような検査はしてません。できませんと言うべきか)

つまり、人間もウサギも――
「手術した=即、子どもができない」ではないという点は共通しているんですね。

去勢後の管理もまた、ウサギと飼主さんが協力して取り組むべき大切なステップです。
焦らず、慎重に進めていきましょう。

それにしても…。
普段ウサギの去勢手術後に「1ヶ月はまだ交尾もして妊娠させますよ!しぶといからね」と言っていたのに、まさか人間の方がさらにしぶとかったなんて…。

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