半日で再診

朝、胃液を抜いた後、一旦自宅に帰ってもらった患者さんが、午後に再び来院しました。

「それだけ短時間で再診するくらいなら、いっそ入院させればいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、ウサギは非常に警戒心の強い動物です。
「預かること」自体が、かえって消化管運動の抑制につながる危険性を懸念しました。

さらに、もし閉塞が解除されていなければ、ウサギは飲まず食わずの状態でも、自ら分泌したガスや胃液によって、胃が再び膨らんでしまう可能性があります。
こうした状態で翌日まで様子を見るのは、かえってリスクが高いのです。

今回の患者さんは遠方からの来院でしたが、ご家族にはご負担をおかけしつつも、一旦帰宅してもらい、自宅で注意深く過ごしてもらったうえで、半日後に再度来院していただきました。

午後の再診では、触診の結果、残念ながら閉塞がまだ解除されていないことが確認されました。
ただ幸いなことに、胃の腫れはそれほど大きくなっておらず、この時点では吸引処置は行わずに注射のみを実施しました。
そして、再び半日後、翌日の午前に再診していただくこととしました。

更に続きます。

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