複数のペレット

私的には、繰り返し「単一ペレットを給餌せよ」と指導していますが、多勢に無勢。
ネット情報に乗せられて、複数のペレットを混ぜて与えている飼主さんは、いまだに存在します。

何が良いの?

否定理由は、以前から述べてきたように、「酸化を考えたら単品が良い」ということです。
今回はそれ以外にも、とことん論破したいと思います。

まず、複数ペレットのメリットとして盲信されている理由を、以下に列挙します。

  1. 栄養バランスの補完
    各メーカーや製品ごとにビタミン・ミネラル・繊維などの含有量が異なります。
    複数混ぜることで「一方に足りない栄養素を、もう一方が補う」という効果がある可能性があります。
  2. 嗜好性の向上
    ウサギの中には、特定のペレットを好まない子もいます。
    混ぜることで食いつきが良くなり、食事量の維持につながることがあります。
  3. 食に対する多様性の提供
    長期的に見て、同じものばかり食べるより、多少の変化があることで飽きにくくなります。

以下が私のアンサーです。

  1. 複数のペレットを最適バランスに配合することは可能か?
    逆に、成分の重複・過剰摂取が起きて、カルシウムや脂質過剰が起きる危険性があるんじゃね?
  2. ウサギは選り好みする生き物です。
    気に入ったペレットだけ選んで食べてしまい、逆に栄養バランスが崩れる。
    ウサギの舌が肥えることの利点は何もないんじゃね?
  3. 複数ペレットによる原料や添加物の違いは、消化管運動や腸内環境に負担をかける。
    わざわざ消化管の病気を呼び寄せる餌形態なんじゃね?
  4. 健康に「どのペレットが有効か」もわからない。
    体調不良時に「どのペレットが原因か」もわからない。
    逆に管理が煩雑になるんじゃね?

<結論>
複数のペレットを混ぜて与えて、うまく工夫すれば嗜好性や栄養補完につながると言うが、どこの誰がそれを立派にこなせるの?
少なくとも私はようせんわ。
選り好み・過剰摂取・胃腸トラブルのリスクをかけてまで、わざわざ挑戦することか?

それより、良質な単一ペレットの組成を信用しろ!

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