酸化が進んだペレット
前回の続きです。
ウサギにとって黄色脂肪症は稀な病気ではありますが、決して皆さんに無関係とは言えません。
たとえば、「開封後、時間が経過して酸化が進んだペレット」を与えることは、この病気のリスク要因のひとつです。
多くのペレットには、脂質(特に植物油由来のもの)が含まれています。
これらの脂質は、空気、光、湿度、温度の影響で酸化しやすい性質を持っています。
脂質の酸化が進行すると
→ 体内で炎症を引き起こしやすくなる
→ 酸化を抑えるためにビタミンEの消費が増加
→ 相対的にビタミンEが不足し、抗酸化バランスが崩れる
→ 結果として、黄色脂肪症のリスクが高まるのです。
ペレットの酸化を防ぐためには、開封後は密閉容器で保存し、直射日光・高温多湿を避ける。
できるだけ1〜2か月以内に使い切るのが理想的。
複数ペレット給餌は避ける(使い切る前に酸化が進む可能性)
脂質の少ないペレットを選ぶこと。。。などが重要です。
ウサギは見た目に変化が出にくいため、気づいたときには病気が進行していることもあります。
だからこそ、毎日の食事管理と保存状態の見直しが、何よりの予防になるのです。
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