マーキングをやめた

今日来院した、6歳オスのネザーランドドワーフ。

飼主さんによると、最近同居していたデグーがいなくなったことで、彼はマーキングをしなくなったそうだ。
飼主さんは亡くなったデグーを悲しんでいるが、彼にとっては、自分のテリトリーを侵害する存在がいなくなり、安心して暮らせるようになったのかもしれない。

実は、これは相手がデグーだから起こるのではなく、ウサギ同士でも見られる現象だ。
これこそ、先日説明したウサギの習性のひとつである。

「飼主さんの悲しみに水を差すようなことを言うなって?」

いえいえ、むしろウサギという生きものをより深く理解する貴重な機会だと思う。
実際、この話を飼主さんに伝えたところ、深く納得してくれた。

ウサギの視点に立ち、想像力を働かせることで、ウサギとの距離はさらに縮まる。
悲しみの中にも、新たな発見があるものです。

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