飼主さんの視線

歯の処置膿瘍の切開できものの除去まで、無麻酔で行うことも多い私ですが、そのせいで「場当たり的な対応ではないか」と疑う方もいるかもしれません。

でも、それを売りにして20年以上続けられると思いますか?
患者への負担を最小限にする方法を選んでいるだけで、納得できる判断ができない場合は、そうした方法は採りません。

もちろん、麻酔下での手術も日常的に行っています。
今日も無事に退院された患者さんがいました。
そして、どの飼主さんにもお伝えしていることがあります。
それは、「帰宅後、心配だからといって愛兎をずっと見続けないでください」ということです。

ウサギは自然界では捕食される側の動物です。
他者の視線を感じると、狙われていると感じてしまいます。
「せっかく帰宅して安心しているのに、また何かあるの?」と警戒し、リラックスできなくなります。
その結果、再開してほしい食事もなかなか始められません。

ですから、あくまで「知らん顔」をしながら、しっかり観察してください。
これが、ウサギにとって最善のケアにつながります。

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