死は存在しない

歳を重ねると、自然に「死」について考えることが増えてくる。

自分もそうで、宗教や霊的な説明ではなく、理論的に納得できる理解や安心感を求めていました。
今回読んだ本が、その気持ちに完全に応えてくれたわけではないのですが、「死」に対する科学的な説明を試みた初めての本だと感じました。

現代の宇宙論では、138億年前に宇宙が誕生したとされています。
その前には「量子真空」という空間が存在し、ある時その真空が「ゆらぎ」を起こし、ビッグバンが発生して宇宙が生まれたという考えが広く受け入れられています。

この本では、さらに「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」が提唱されています。
この仮説によると、ゼロ・ポイント・フィールドには宇宙のすべての出来事や情報が「波動」として記録されているそうです。
人が死んだ後、その「意識」はこのフィールドに組み込まれ、自己意識が消えて宇宙と一体化するというのです。

一見、奇抜な考え方に思えるかもしれませんが、そもそもビッグバンや真空自体が私たちの常識の外にある概念です。
もしかしたら将来的に、多くの科学者や哲学者がこの仮説を真剣に議論する時代が来るかもしれません。
そうなれば、宗教、科学、心霊の概念が融合するかもしれないですね。

非常に興味深い本でした。

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