不信感
岩手県の久慈で、大学の級友が動物病院を開業している。
彼の住む地域は、9年前の震災で大きな被害を受けた。
彼が話してくれた悲惨な状況は、近い将来大きな地震が予想される地に住む自分には、とても他人事に聞こえなかった。
復興の手助けは、個人でやれることには限界があるから、国の思いやりある政策が必要だ。
なのにこの国は、当初こそ熱狂して助け合おう、支え合おうと連呼していたが、2年後にはオリンピック誘致に、しれっとスライドした。
以降、この件に関しては腹立たしいことが新聞で散見された。
だから、いまだオリンピックを歓迎できない私。
そして、今日読んだジャーナリストの福場ひとみさんの報告。
どこまで落胆させれば気が済むのか。
もう、何も信用できんな。