飼う前に今一度

今回はなかなか話し辛い内容で、所々オブラートに包んだ言い回しになるかもですが、そこは察して読んでほしい。

ウサギを初めて飼う飼主さんへ。
ようこそ愛兎との愛情溢れる生活のスタート、これから先10年はその絆が続くよう頑張りましょう。
と祝いたいところだけど・・・

もちろん飼主さんなりに事前に勉強して、ある程度の心構えを持って愛兎を迎え入れたことでしょう。
しかし、飼い始めて数日しか経っていないのに、様々な問題を抱えて来院される子ウサギが多い。
飼主さんが飼うことによって生じた問題なのか?
飼う前から子ウサギが抱えていた問題なのか?
そこは診察時に様々な推測が立つのですが、それを証明することより、未然に防げなかった事が悔やまれるのです。

限られた成長期の期間に厄介な病気を患ってしまうと、その後の愛兎の寿命全般に渡ってハンデを背負う可能性もあります。
家族となった愛兎が無事に成長期を乗り越えられるよう、迎え入れる前に、簡単な飼育知識の入手に留めず、ウサギ専門ショップやそこで出会うプロのウサ飼いさんからのアドバイス、獣医師からも(診療の妨げにならない程度に)話を伺ってほしい。

どこぞの先生がやられる勉強会なんか最適なんですが・・・

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