マイアミ・バイス
14作目
2006年アメリカ製作のアクション作品。
80年代後半に放送されていたTV版「特捜刑事マイアミ・バイス」を、マイケル・マン脚本・監督・総指揮、コリン・ファレルとジェイミー・フォックスが演じた映画版。
原作のTV版は、ブランドのスーツを着てフェラーリを乗り回すという、一体いくら給料もらってるんだと突っ込みたくなる2人の刑事が、流行りのサントラをバックに事件を解決していく、スタイリッシュな刑事ドラマで、日本の「あぶない刑事」が強く影響されて作られたのは有名。
本作は、その現実離れしたオシャレ刑事は踏襲しているが、内容は監督の力量で非常にスリリングだから観ていてダレない。
特に銃撃戦の迫力は「ヒート」で証明済みで流石だ。
TV版の延長だと思って鑑賞したら、とんでもない誤算(良い意味で)となる作品。