眠れなくてもいいやんと思う
先日読んだ「なぜ、日本の精神医療は暴走するのか」以来同ジャンルに興味津々で、それに関する興味深いコラムを見つけた。
執筆者は立命館大学で、臨床脳生理学、医療社会学、医療人類学を専門にしている美馬達哉教授。
パニック障害は1970年代、精神科診療が心理療法から薬物療法主体へ移行する際に命名された病気なんだとか。
精神医学会の権力闘争、製薬会社の利益追究、副作用に目をつぶった即効性の重視によってできてしまった薬物療法への流れは、改めて怖いと思った。
パニック障害とは違うが、
自分はもともと眠りが浅い方で、就寝時の読書に夢中になったり、何か考え事にふけだすと、明け方まで寝ないなんてざら。
眠れないことに気を病めば、安易に薬に頼るのだろうが、このような本やコラムを読むと、別に気にせず起きてりゃいいじゃんと思ってしまう。