安田忠夫さん死去
大相撲から新日本プロレスへ転身したプロレスラー、安田忠夫さんが昨日亡くなったというニュースが流れた。
62歳だった。
ここ数年は表舞台から遠ざかり、その動向はほとんど伝えられていなかった。
亡くなる1カ月前まで交流があった元『週刊プロレス』編集長のターザン山本氏が明かした近況を読むと、胸に込み上げるものがある。
「生きる意味もないし、俺の人生は終わりだ。孫もできたからもう十分だよ。お迎えが来ているよ」
亡くなった彼を、ターザン氏はこう表現している。
「一言で言うと、ものすごくマジメ。でも不器用で愚痴が多く、個人としては純粋なバクチ好きだった。バクチで借金をして人に迷惑をかけたけど、彼は『好きなことをやったから満足している』と言っていた。面白い人だった。僕もギャンブルで借金を抱えているから、彼の気持ちは痛いほどわかる。ひとつ言いたいのは、彼は借金では迷惑をかけたけど、それ以外では迷惑をかけていない。立派な人生だった。バクチ打ちの鏡ですよ。とんでもなく自由な人生だった」
彼が最も輝いた瞬間は、2001年『猪木ボンバイエ』でのジェロム・レ・バンナ戦だ。
奇跡の勝利の後、リングに娘さんを呼び寄せ、歓喜の中で肩車をした姿は、今見ても涙を誘う。
ほぼ同世代であるだけに、さまざまな思いが込み上げてくる映像だった。
R.I.P.
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