ブラック・ファイル 野心の代償

38作目

2016年アメリカ製作のサスペンス作品だが、特典映像で出演者のイ・ビョンホンはスリラーとして語っていて、それも十分当てはまる作品と納得。
原題「Misconduct」は不正行為の意。

アル・パチーノとアンソニー・ホプキンスの初共演だけでも観る価値あり、プラス他の出演者も全て重要な役どころを演じています。
それにしてもハリウッドの2大巨匠を相手にして、本作が初監督というシンタロウ・シモサワって誰よ?
調べたらインタビューがありました。
この正直に素人なのを認め、先輩の助けを乞う姿勢、私も得意ですから共感です。
監督、本作のエンディングに近い重要な場面で、アル・パチーノとの共演場面を望むイ・ビョンホンのリクエストにも応えているのですが、それも結果的に重要なシーンになってるから、周りの意見を取り入れながら、結果的に傑作を作り上げてしまったのです。

どんな映画も勝負のつもりで真剣観する性格なので、多少難解な作品でも2度見して確認することは滅多にないのですが、本作に関しては、衝撃のエンディングの後再び観直して、改めて役者の演技に唸りました。

いいよ、これ、オススメ。

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