ハッピーエンド
いやー、いい試合でした。
間違いなく今年の“大一番”
WBCバンタム級王座決定戦 那須川天心 vs 井上拓真

Prime Videoで17時から興行スタート。
アンダーカードにもマニア垂涎の好カードが揃っていたが、ボクシング熱ゼロの相棒を半ば強引に誘っての観戦だったので、私としてはなかなかの賭けでもあった。
素人ながら、一生懸命こちらの趣味と熱量を理解しようとしてくれた相棒。
しかし試合のテンポの速さに途中で疲労困憊し、ついにダウン…。
申し訳なさを感じながらも、私はそのまま観戦を続行してしまった。
偉かったのはここから。
メインイベントの時間になると、相棒が復活してきた。
体力も気持ちも立て直し、全12Rを集中して最後まで観てくれたのだ。
ルールも技術も全く知らないまま、それでも入場から試合終了まで、両選手の心理を驚くほど正確に読み取り、緊張感を持って見続けてくれた。
その心理描写がまた的確で、私が聞いていても感心しきり。
不満など一片もない、最高の観戦体験になった。
偉いわ相棒。
そして何より——
彼女のような完全な素人の心まで震わせた両選手に、心から感謝を伝えたい。
勝った井上選手は、この勝利で再び情熱に火が付き、ここから一皮むけて、兄の領域に迫る活躍を見せてくれるだろう。
負けた那須川選手にとっても、この一戦は決して挫折ではなく、次のステージへ進むための大きな経験になるはず。
結果として、両選手にとっても、そして私たち観戦側にとっても“ハッピーエンド”な試合だった。
文句なしに、今年一番の名勝負。
いいですね。
2人の物語はまだ続きそうです。
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