スターの臨終

「デイリー新潮」で連載された「メメント・モリな人たち」をまとめた一冊。
メメント・モリ――「常に死を想え」と古人は言った。
時代を彩ったスターたちは、死を目前にして何を思い、どう生きたのか。
役者、歌手、プロレスラー、喜劇人……さまざまな人物の最期を通じて、実は「生きる意味」を探るコラム集。
自身も癌と闘い、本書の刊行を待たずに他界した著者。
このコラムに関わることで、果たして死を前にした「諦念」という境地に達することができたのか。
その答えは、どのコラムにも、そして著者自身からも聞くことはできない(当たり前だ)。
だが、それぞれの死に際を想像することで、読者の死生観が刺激される一冊となっている。
動物であっても「生き死に」に関わる仕事柄、このような書は無条件で読みます。
そして、愛兎を看取った飼主さんには、型通りの言葉ではなく、自分の言葉を贈れるよう、日頃から考えるようにしたいと思っています。
もちろん飼主さんにもオススメの一冊です。
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