いたぶられるのが幸せ
12年前の離婚をきっかけに、自院の働き方改革に取り組みました。
私生活が破綻し(今となっては、それも必要な転機だったと思えますが)、さらに仕事まで失敗してしまったら、人生立て直せない。
子どもたちの生活を経済支援する責任もあり、仕事を安定して続けることは何よりも重要でした。
最初に取り組んだのは、「すべてを自分で背負って一人で頑張る」ことをやめること。
スタッフに任せる領域をつくり、彼女たち自身が「やりがい」と「責任感」を持てるようにしました。
また、精神的・肉体的な疲労を溜め込まないよう、就労時間を厳格に設定しました。
これにより、休日診療・時間外診療を受け付けない体制となり、さらにコロナ禍以降は木・日曜の週休2日制を導入しました。
それでも飼主の皆さんがそれぞれ工夫をしてくださり、また、適正飼育や病気の予防法をブログなどで継続して発信してきたことで、理解が深まり、大きな不満もなく(たぶん表向きだけじゃないはずです)、収益も落ちませんでした。
こうして環境を整えたおかげで、スタッフ2人はあれから12年間ずっと一緒に働いてくれています。
来院された方なら、きっとお気づきでしょう。
正直なところ、彼女たちがいなければ、当院は成り立ちません。
さて、今日は朝から雨模様。
久しぶりにゆったりとした時間を過ごしています(つまり、ヒマです)。
Fがオヤツを用意してくれました。

「ん〜、俺、甘じょっぱいのって苦手なんだよね」
O「え〜、私好きだけど。美味しいよね」
F「そうだよ、文句言わずに食べてよ〜」
「甘じょっぱいのは、人生だけで十分だよ」
F「それを言うなら“しょっぱい人生”でしょ?」
O「ギャハハ、先生が泣くからやめてあげて〜」
…盛ってるように聞こえますか?
いえ、これが私たちの、ありのままの日常です。
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