鳴き叫ぶウサギ

そういえば、最近は鳴き叫ぶウサギを見かけなくなりました。

私が四半世紀前にウサギの診療を始めた頃、診察台の上で鳴き叫ぶウサギが少数ながら存在しました。
ウサギにも声帯があり、ただ非常に静かな動物なので、犬や猫のように頻繁に声を出すことはありません。
また、ウサギの声帯は発達していないため、大きな声や多様な音を出すことは難しいのです。

ウサギが声を出すのはまれで、主に恐怖や痛みを感じたときに「叫び声」のような音を発しますが、普段はほとんど鳴き声を出しません。
ウサギは主にボディランゲージや鼻で音を立てるなど、静かな方法でコミュニケーションを行います。

かつては、診察台の上で「キェーッ!」と叫ぶほど怖がりのウサギもいましたが、そういった個体は繁殖において選ばれにくく、子孫を残す機会が少なかったのかもしれません。
その結果、大人しく順応性があり、多少のことでは動じない個体が伴侶動物として生き残ってきたのでしょう。

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