飼主の気持ち?
ある病気で、その進行を抑えるために薬を処方していましたが、残念ながら病状が進行し、薬の効果が期待できない段階になったとします。
私は「この薬は残念ながら効果が見込めないため、投薬を中止しましょう」とお伝えします。
ところがある飼主さんは「いや、飼主の気持ちとして、まだ続けたいです」と投薬の続行を希望されました。
それってどういう気持ち?
当の病気のウサギのことを考えたら、残りの時間を少しでも快適に過ごせるよう、新たな治療やケアに目を向ける方が良いのではないかと思いませんか?
大切なのは、飼主の気持ちではなく、ウサギの気持ちを察してあげることでしょう。
さらに申し上げますと、私は飼主さんのご満足のためだけに、効果のない薬を処方することはできません。
確かに、飼主さんのご希望通りに投薬を続ければ、トラブルを避けることができるかもしれませんし、院としての利益にもつながる可能性があります。
しかし、そのような選択をすることは、私としては望ましくないと考えています。
執拗に説明することが、お節介や無理強いと取られることもあるので、私としても慎重に対応したいと思っていますが、ウサギのためにあえて説明させていただいているという点も、ご理解いただけると非常に助かります。
いかがですか?
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