頑張れ、ウサ飼い!

「イヌと飼主は似てくる」とよく言われますが、実際にそれを裏付ける研究も存在します。

ある実験では、被験者に複数のイヌとその飼主の写真を見せ、正しい組み合わせを当ててもらったところ、偶然以上の高い確率で正解できたそうです。
中には、イヌと飼主の「目元」だけを見せた場合でも、見事に組み合わせを当てられたという報告もあります。

この現象には、どうやらヒトの自己愛が関係していると考えられています。
ヒトは、自分に似たイヌや、自分を何らかの形で投影できるイヌを選びがちなのだとか。

さらに、飼主とイヌは性格的にも似てくるとされ、とくに「外交性」や「神経質さ」といった特性において共通点が見られるそうです。
そして、長い時間を共に過ごすうちに、互いの気質はより近づいていきます。
感情を調整し合い、行動を促し合い、観察と模倣を繰り返しながら、まるで人間のパートナーのような関係を築いていくのです。

では、ウサギと飼主の関係はどうでしょう?

イヌとは異なり、ウサギは生態や食性もまったく異なる存在です。
そのため、ウサギを深く理解することは、イヌ以上に難しいかもしれません。
互いに分かり合うのが難しければ、性格が似てくるなんてことは、なおさらハードルが高い話です。

ウサギの機嫌を損ねないように、常に顔色をうかがい、リーダーシップを取れないまま翻弄される飼主──そんな姿は決して珍しくありません。

それでも、地道に勉強と経験を重ねて、頑張っている飼主さんもいます。
ウサギの不思議さに魅了され、試行錯誤しながら信頼関係を築こうと努力している。

そういう飼主さんには、ウサギの方からも「コイツ、悪くないな」と思ってもらえている……かもしれませんね。

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