購入後すぐの食欲不振
愛情を持ってウサギを迎え入れたにもかかわらず、購入後すぐに食欲不振などの不調を訴える場合があります。
原因にはさまざまな要因が考えられますが、私が個人的に最も危惧しているのは、
「飼主の飼育知識の欠如」と「日齢が浅すぎる個体」の二点です。
前者については、すでに問題が起きている状況で、飼主がまったくの無知である場合、飼養・飼育環境を正しく理解し、早急に問題を解決することは困難です。
後者については、すでに起きてしまったことであり、残念ながら諦めざるを得ないケースもあります。
こうした現実を考慮すると、場合によっては飼主の損害を軽減するために、購入先のペットショップに対応を求めることも選択肢として考慮してよいのではないかと、私は考え、その旨を飼主に説明させていただいています。
決して「診療したくない」と言っているわけではありません。
あくまで飼主を気遣ったうえでの提言なのですが、残念ながらこのような真意が伝わらないことも少なくありません。
ウサギは草食動物であり、被食者です。
さらに、ペットとしてよりも、家畜としての歴史の中で能力を伸ばしてきた動物でもあります。
我々ヒトや、イヌ・ネコとは、食性や生活様式が大きく異なる動物です。
相応の飼育知識――少なくとも私が行っている「うさぎの勉強会」程度の知識は身につけたうえで、飼育を検討してほしい。
それが、私個人の切なる願いです。
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