睾丸の腫瘍
実際の発生率に関する正確なデータは少ないものの、ウサギの腫瘍全体の中では比較的まれな部類に入ります。
しかし、高齢の未去勢オスでは発生リスクが上がるため、注意が必要です。
また、この腫瘍は飼主さんでも発見しやすいため、老齢のオスウサギを飼育する際は、日頃から健康チェックの一環として睾丸の状態を確認することが推奨されます。
画像の睾丸は、左右非対称になっているのが分かりますか?

代表的な腫瘍の種類としては、セミノーマ、セルトリ細胞腫、間細胞腫などがあるのですが、残念ながら手術前に私が診断することはできず、術後切除した睾丸を病理検査に出すことで確定診断が可能となります。
治療法としては、外科手術が基本 になりますが、高齢になってから発生することが多いため、麻酔や手術のリスクを十分に考慮する必要があります。
なお、若いうちに去勢することで予防が可能です。
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