手術前に早く預かる
何事にも、愛兎の気持ちになってあげることは大切です。
手術前のウサギの気持ちを想像してみましょう。
決心して意気込んだ飼主さんに拉致され、
大嫌いな病院へ連行され、
これまた大嫌いなオッサン(=私)に全身を触られ、
冷静になる間もなく麻酔で意識を閉ざされる――。
……そりゃあ、嫌ですよね。
少しは落ち着いて、恐怖心と向き合う時間がほしいはずです。
そのため当院では、手術当日、術前検査を終えたあと、
少しでも入院室で落ち着いてもらえるよう、
「できるだけ早めに来院してください」と飼主さんにお願いしています。
最近は大人しい患者さんが増えましたが、
かつては足ダンしながら方々を探索し、脱走を試みる子も多かった。
隅っこで縮こまって怯える姿を見るより、
こういう元気いっぱいの抵抗を見ると、私は少し嬉しくなってしまいます。

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