当院の強み

珍しく自信過剰とも取れる強気な表題ですが、最新の治療知識や技術を導入している訳でもない弱小規模の当院ですが、現在に至るまで30年近く潰れず維持してこれた理由を、Googleのクチコミ評価から考察してみます。

一番多いのがウサギを暴れさせることなく、短時間で、手際よく診察をこなしている(ように見える)ということか。
ラーメン屋や鮨屋において、店主の手捌きに感嘆するのに近い感覚なんでしょうか。
ビンゴ!
実はそれこそ、自分が最も重要視して気をつけている点です。

被食者故に警戒心が強く、興奮すると無茶し勝ち、且つ心肺機能が繊細で骨が脆いウサギ。
これまでの飼育状況、飼主との主従関係構築の有無、個々の性格、年齢、体格、現症をインプットし、どこまで診察で責めて可能なのか、診察毎スタッフと意見を共有しています。
ウサギの制御技術は、古くは天白のうさぎの森の故・桑山さんから教えを乞い、自身の歴代愛兎たちに協力してもらい習得しました。
現在に至るまで臼歯の処置、膿瘍切開、腸閉塞による胃の緊張解除等は無麻酔で実施しています(こういうこと書き連ねると宣伝しているようでさぶいぼが立ちます)。

イヌのように何度も来院を重ねるうちに、懐いてきて尾を振って嬉ションしてくれるようになるなんて、ウサギでは到底無理。
私は、全ての来院されるウサギたちにとって、目も合わせたくない憎きオッサンなのですが「あれよあれよという間にいつもやられちゃう」と思わせて、無事診察が終われば私の目的は達成、とりあえず充実感に浸れるのです。

相手に好かれようなんて思っている余裕がない。
暴れよう、逃げようという思考の余地を与えない程に、こちらが速く手際よくコントロール下に置くことを日々考えている訳です。

ひょっとして、こういう仕事をずっと続けてきて、対人間にも無意識に同じことをしてしまうから、失敗し易いんですかね。。。

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