強制給餌の方法

ウサギに食べる気力がなくなった場合は、原因となる病気の治療と並行して、「食べてもらうための工夫」も行う必要がある。

ただし、ウサギが口にすれば何でもよいというわけではない。
嗜好性よりも、消化吸収に優れた流動食を与えることが重要である。
そして時には、「与える」だけでなく「食べさせる」こと、すなわち強制給餌が必要になる。

当院では、ウサギ用の流動食としてOXBOWのハービーケアを常用し、20〜30mlのカテーテルチップシリンジを使用している。
他の方法としては、より小さなシリンジを使い、一口量ずつ複数回に分けて与えるケースもあるだろう。

私自身は、現在の方法が短時間でスムーズに目的を達成でき、ウサギにかかるストレスも比較的少ないと感じているため、長年このやり方を続けている。
タイミングとリズムをつかめば、まるでキャッチボールをするように給餌が進み、ウサギとの一体感さえ感じられる――そんな自己満足もある。

とはいえ、この方法がどうしても受け入れられない飼主さんもいるだろう。
その場合は、それぞれが工夫した方法で実践してもらえればよい。
極端に言えば、良い結果につながるのであれば、方法は一つにこだわる必要はないと考えている。

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