年末に冒険しないで

普段与えない餌を食べさせたことで調子を崩し、来院された患者さんがいました。

通常であれば、「あら、仕方ないですね〜。もうあげないでくださいね」と優しくお伝えしながら治療にあたるところですが、年末年始の長期休診を控えた1週間前となると話は別です。

「なんでこの時期にそんな冒険するのよっ!」

やってしまったことは仕方がないとはいえ、不必要な心配を抱える結果になったのは非常に残念です。
治療がすぐに効果を見せれば一安心ですが、もし明日以降も状態が改善しなければ、長期的な治療が必要になる可能性が高まります。
この時期では、何としても今週中に解決しなければなりません。

治療を終え、帰り際に飼主さんが「せんせい、これ、ブログに書きますか?」と心配そうに尋ねられたので、「もちろん書きますよ。ただし、飼主さんを責めるためではなく、他の方々への注意喚起のためにね」とお答えしました。

お盆や年末年始のような長い休みを平和に乗り切るためには、連休前から給餌や飼育スタイルを一切変えないことが大切です。
ウサギは被食者としての長い歴史を持つ生き物であり、精神的にも警戒心が強く、とても神経質です。
普段食べない餌を与えて体調を崩させるだけでなく、年末年始の人間の非日常的な行動にもストレスを感じやすいはず。

ウサギの繊細さを決して侮らないでください。

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