何故に2ヶ月齢なのか
長い間ブログ書いてきて、どうも過去にしっかり述べていなかったようですので、今一度詳しく書きます。
ウサギを家族に迎えたいな、と思ったときに気になるのが「いつ頃の子をお迎えするのがいいの?」ということ。
ペットショップでは小さくてふわふわの赤ちゃんウサギを見かけることもありますが、実は生後2ヶ月(約8週齢)以降がひとつの目安とされています。
その理由は、見た目の可愛さではなく、ウサギ自身の“成長のタイミング”にあります。
まず大きなポイントは「離乳」です。
生後2ヶ月頃になると、母乳からしっかり離れ、牧草やペレットを自分で十分に食べられるようになります。
ウサギはとても消化器がデリケートな動物。
早すぎる時期に母親から離れてしまうと、消化不良や下痢を起こしやすくなります。
しっかり食べて、しっかり排泄できるようになっていることは、新しい環境で元気に過ごすための大切な土台です。
次に、免疫力の問題があります。
生まれたばかりの頃は母乳から免疫をもらっていますが、それも徐々に減っていきます。
生後2ヶ月頃になると、自分自身の免疫機能も少しずつ整ってきます。
お迎えはウサギにとって大きな環境の変化。
移動や音、においの違いなど、たくさんのストレスがあります。
ある程度体力がついてからのほうが、その変化を乗り越えやすいのです。
さらに、母親や兄弟と過ごす時間もとても重要です。
この期間に、噛む力の加減や仲間との距離感など、社会性の基礎を学びます。
早くに引き離されてしまうと、怖がりになりやすかったり、噛み癖が強く出たりすることもあります。
2ヶ月ほど一緒に過ごすことで、心の成長も少しずつ整っていきます。
そして、体格が安定してくるのもこの時期。
体重が増え、健康状態のチェックもしやすくなります。
性別も比較的わかりやすくなり、今後の健康管理の見通しも立てやすくなります。
小さければ小さいほど可愛い気持ちはとてもよくわかります。
でも、ウサギの一生を考えたとき、「元気に長く一緒に暮らせるスタート」を選ぶことが何より大切です。
生後2ヶ月以降。
それは、人間の都合ではなく、ウサギの成長に寄り添った優しい目安なのです。
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