フードプロセッサーを利用

愛兎が病中・病後で一時的に食欲が低下し、自発的な回復を待っている余裕がない場合には、適切な栄養補給がとても重要になります。

前回もお伝えしましたが、ウサギの大好物である“おやつ”に頼ってつなごうとするのは、あまりおすすめできません。
こういったときこそ、嗜好性ではなく、栄養価と吸収効率に優れたものを与える必要があります。

当院では、ウサギ用の流動食を使った給餌を推奨しています。

ただし、例えば高齢になって咀嚼力や持久力が低下し、長期的にしっかり食べ続けることが難しくなった場合、ずっと市販の流動食を使い続けることは、飼主さんにとって経済的な負担が大きくなることもあります。

そんなときに試していただきたいのが、自家製の流動食です。

普段食べている牧草やペレットをフードプロセッサーで細かく粉砕し、それを単独で使ったり、市販の流動食と混ぜて与えることで、コストを抑えつつボリュームを増やすことができます。

味にこだわりのあるウサギさんの場合、市販の流動食よりも、慣れ親しんだ味の自家製のほうが受け入れやすいこともあるようです。
この方法は、実際に老齢ウサギの介護に熱心に取り組まれている飼主さんから教えていただいた知恵です。

ウサギへの愛があればこそ、さまざまな工夫やアイデアが生まれてくる――そんなことを実感させられるエピソードです。

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