ウサギはヒトをみる

来院する飼主さんが一様に驚くのが、診察台上の愛兎が大人しいこと。
自宅ではワガママ言い放題で、振り回されっぱなしの飼主さんが目を点にして驚きます。

ウサギは骨が脆いし、肺が小さい動物ですから、力ずくでコントロールしようとすると、骨折したり息が上がって倒れます。
実は私とスタッフ、様々なテクニックを用いて、ウサギが逃げたり逆らったりする前に機先を制しています。

ウサギは非常に賢い動物ですから何度か出鼻をくじかれると、ああ、このヒトには何をやっても勝てないわ〜、と諦めて無駄な抵抗をしなくなります。
もちろんなかにはネバーギブアップの頑固者も存在しますので、患者さん毎に性格を測って、それに合わせた対応をさせて頂いています。

斯様に、ウサギは短時間のうちにヒトを見切りますので、日々接している飼主さんには、毎回負けの許されない試合だと思って愛兎と接してください、なめられないでくださいと助言しています。

でもこれがなかなか。。。
皆さん愛兎にデレデレですから。

1つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ