「余白」は大事、らしいけど。。。

先日、AIに「余白が大切ですよ」と説教されました。

余白? なにそれ、スケジュール帳の話?
……と思ったら「相手の言葉を理解するために、一旦自分の気持ちを止めて待つ時間」のことだそうです。

要するに、「話をすぐにまとめようとするな」「オチを急ぐな」ってこと。
男がつい“解決”を急ぐのに対して、女は“共感”を求める。
これ、人生50年以上生きてきて、ようやく実感してきたところです。

でもさ。

うちの病院に来る飼主さんって、9割がた女性なんです。
たとえばこう聞いてみる。

「○○さん、前回の△△ちゃん、あれからすぐ治りました?」

すると返ってくるのが、
「ええ、あのあと家に帰ったら、実はこういうことがあって、で、翌日には○○が起きて、それが原因かと思ったら△△で……」

自分でも思うんです。
昔に比べれば、だいぶ辛抱強くなった。
最初の一言で嫌な予感がしても、すぐ遮らず、頑張って聞こうとしています。

でもその間、私の手元には、診察台の上でビクビク震える患者さんがいるんです。
暴れないように支えながら、延々と続く「導入」「背景」「前振り」「余談」「回想シーン」に付き合うわけです。

こっちはCMまたいで本編見たいんじゃないの。
早く“本題”にしてくれ。

で、結局、我慢の糸が切れてこう言ってしまう。

「 結局すぐ治ったの!? 治ってないの!? それだけ教えて!」

……決して短気だからじゃありません。
「余白」のこともちゃんと頭にはあるんです。

でもさ、ウサギが可哀想じゃない?
(と、最後に動物愛護を盾にして正当化しておきます)

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