配慮ある?
動物病院は、当然ながら「動物の病気を治すこと」が本来の第一義です。
待合室には、軽症から重症までさまざまな状態の患者を連れた飼主の方々が、「一刻も早く診てほしい」という気持ちで待っています。
自分自身もその場にいたのであれば、その空気感は言葉にしなくても伝わるはずです。
常識人であれば察することでしょう。
それなのに──。
健康な子を爪切りや健診で連れてきて、すでに診察が終わっているにもかかわらず、次から次へと質問を重ね、なかなか診察室を出ようとしない方がいます。
さらには、帰り際に「もっと質問したかったのに」と不満を口にされることもあります。
黙って我が子の容態を案じながら順番を待っている他の飼主さんの存在が、目に入らないのでしょうか。
こうした問題を少しでも解消できればと、私は10年以上前から毎月1回、飼育セミナーを開催しています。
それは私自身の貴重な休日を使って、無償で行っているものです。
参加費がかかっているとしても、私は一銭も貰わず講義しています。
自分で言うのもなんですが、これだけの期間、ボランティアし続けるって凄いと思いませんか?
あっ、またスタッフから「恩着せがましい」と揶揄されるので、このくらいにしておきます。
本来なら、「ぜひ勉強会にご参加ください」と言いたいところですが、そうした方はセミナーでも、他の参加者に配慮することなく自分ばかり質問を繰り返し、場の空気を乱してしまう傾向があります。
やはり、周囲への配慮ができない方とは、どの場においても良い関係を築くのは難しいのだと感じます。
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