2022年最後の診療を終えて

毎年年内最後の診療が済むと、一年の総括を述べるのが恒例になりましたが、昨年の私はとにかく暗く鬱憤を溜め込んで限界でした。
その解決法として今年から木曜休診、週休2日制にさせて頂きました。
この歳になって贅沢や繁栄は窮屈でしかないし、年間48日休みが増えて来院患者や診療利益が減少しようが構わない、それより世間と距離置いて落ち着く時間がほしいが本音でした。

結果どうなったか?

な〜んも変わらん。
木曜前後に来院者が振り分けられ、今年も前年と変わらない診察数(実際は微増)でした。
しかしながらスタッフ共々休息日が増えたことに喜びを感じましたし、私も落ち着きを取り戻せました。

そしてもうひとつ。

ワクチン複数回接種率は上がらないのにアレ装着率は全く下がらない、この行動矛盾を考えることなく空気感だけで持続する世間に対する気兼ね。。。それも限界に達したので、診察時のアレを外させてもらいました。
症状もないのにアレを装着し続けるバカを、いい加減私の気持ちが許さなかった。
なんか言われたら議論に持ち込もうと構えてましたが、現在に至るまで苦情は一切出てません。

個人の我儘を貫かせて頂いた1年、来院の皆さんにはご迷惑おかけして本当に申し訳ありませんでした。
と、建前上述べたとしても、本音は悔い改める気がさらさら無いのが憎らしい限りですが、来年は更なる個人主義で幸せを追求しようと思っています。

そして来年は卯年。
12年前、ウサギ知識無の無謀な飼主が続出した記憶が蘇ります。
微力ながら例年以上に飼育啓蒙活動に力を入れていきたいと思います。

今年一年お世話になりました。
前述の如く例年になく好き勝手やらして頂いたにも関わらず普段通りの暮らしができたのは、一重に私の驕り高ぶった態度と世間に日和れない頑固な性格、それを許してくれたスタッフ、来院の飼主さん、身近な方々の優しさのおかげです。
来年もアントニオ猪木の言葉を胸に、ブレることなく個を貫く所存です。

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