エクス・マキナ
アレックス・ガーランド監督・脚本によるイギリスのSFスリラー作品。
この監督、2010年作の「わたしを離さないで」も良かった。
本作は登場人物が4人だけ、ノルウェーの大自然の中に、ぽつんと孤立した研究施設で物語が進行する。それもたった1週間の話。
ネットの検索エンジンで大富豪になったケイレブが作り出した女性型AIエイヴァに、人工知能があるかどうかチューリング・テストをするネイサン。
チューリング・テストとは、ある機械が知的かどうか（人工知能であるかどうか）を判定するためのテストで、考案者のアラン・チューリングは第二次世界対戦時、ドイツのエニグマ暗号を解読したことでも有名。
あっ、先月観た「イミテーション・ゲーム」の主人公でした。
登場人物の心理の探り合いが、緊張感伴うと同時に薄ら怖いです。
結構リアリティのある物語ですが、実は2014年6月7日、ロンドンで13歳の少年の設定で作られたロシアのスーパーコンピューターが、チューリング・テストを受け、実際に合格したそうな。
あー怖。
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