◯◯連続
動物病院あるあるで。
先週は朝から、斜頚の患者さん3連続で診察、そして今朝は骨折患者3連続でした。
何故か、そう頻発しない病気を連続診察するときがあります。
季節性でもなく、其々に共通した原因があるわけでもなく、全く関連性のない偶然の一致。
開業したて、若院長の頃なら新鮮な驚きと同時に、大変だ〜とオロオロしたかもしれないけど、滅多なことでは動じなくなってしまった現在、「あるあるだよね〜」と呟きながら淡々と診察を進めました。
と、私はわかるけど、ふと見たら2人のスタッフも同様な心持ちのようでした。
よくよく考えたら彼女たちも相当なキャリアの持ち主だから。
淡々と、しかし内なる緊張感は維持しながら午後の診療に向かいます。
ひょっとして、まだ来るかぁ?
あっ、そういえば斜頚に関してですが、当院では致死率の高い病気だと説明はしません。
完治しない可能性はありますが、飼主さんが有効な介護を実践してくれれば、障害がありながらもウサギは生きていけると説明しています。
もちろん、その介護方法も教えます。
他所で死ぬかもしれないと言われたのか、泣きながら来院される飼主さんがいますが、当院での事実としてそのように説明しています。
当院での事実に即したら、斜頚より腸閉塞の方が致死率高いです。
だから腸閉塞で来院された飼主さんには、以後の再発も考慮して、相当念入りに再発予防・早期発見法を説明します。