斜頚でも1
原因は多岐にわたり、治療に反応してくれて完治する個体もいれば、ある程度障害が残りリハビリが必要なもの、全く治療に反応せず症状が改善されないものもいます。
飼主さんとウサギにとって一番残念なのは治療に反応しない場合ですが、実はこの病気自体で命を失う事は稀です。
・転倒骨折などの突発的なアクシデントを防ぐ飼育環境を提供してあげること。
・障害があっても食餌・飲水ができる工夫。
・定期的な健康チェック。
によって、健常なウサギと同等な生活は可能です。
実は画像のIさんが飼っているふわふわちゃん。
当院に来られる1年前から斜頚でした。
初診から3年が経過、計4年間障害を持ちながら生活していますが、飼主さんの適切な飼育管理によって、快適に生活しています。
今日も健康診断で全身状態をチェックしましたが、全く問題ありませんでした。
キャリーに戻ると安心して毛繕いし、身の回りの事を健常ウサギと同じようにこなせます。