コリーニ事件

7作目

2019年ドイツ製作のドラマ作品。

フェルディナント・フォン・シーラッハの同名ベストセラー小説を映画化。
ずっと観ないまま置いてあった作品を、ふと観てみたら、とんでもなく心に刺さる作品だった。
原作が上梓された翌年、ドイツ連邦法務省が調査委員会を立ち上げたほど話題になった。
だから映画でも評価の高い作品になっている。
30年越しの復讐劇、途方もない執念を生み出した事件。

ナチス関連の作品を観るたび「ハンナ・アーレント」を思い出し、コロナ禍であろうと一応平時の世の中で、「悪の凡庸さ」を犯してしまう危険性を考えてしまう。

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