ゲーム感覚で、されど常勝で

ネザーランドドワーフのまるちゃんは、臼歯の不正咬合があり、ほぼ3ヶ月ごとに歯の処置をしている。
処置後、口内の痛みがすぐに消えなかったか、食べることに恐怖心が芽生えて、なかなか食べ出せずにいたので、強制給餌が必要になりました。

このような場合、診察時に実演してみて、飼主さんにやり方を教えるとともに、ウサギが素直にやらしてくれるか、その性格を確認します。
強制給餌処置はゲーム感覚で行ってくださいと説明しています。
いっときも油断しないで、ウサギの逃げ道を塞ぐ。
両手を離すときは、ウサギの視界前方に手をかざすだけでも抑止効果になります。

大切なのは、いつも飼主さんが勝った状態で終わること。
ウサギが一度でも逃走成功すると、次も頑張って逃げようとしてしまいます。
逆に毎回飼主さんに上手くコントロールされると、ウサギは無駄な抵抗をしなくなり、より扱い易くなるでしょう。
これは、他のウサギコントロールにも言えることです。

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