インターステラー

アメリカの宇宙開発が盛んだった60年代回顧・復活祈願作品。
だからクリストファー・ノーラン監督はデジタルでなくフィルム撮影にこだわり、作中でもスマフォやPCは殆ど出てこず、本を主役にしている。
人類が進化するためには、スマフォいじって下ばかり見てないで、上(空)を見ろが監督の強い心情だそうだ。

ワープホールで移動して宇宙の果てに旅立っても、ブラックホールに呑まれて5次元空間に入り込んでも生還してきて、愛する娘に一瞬会っただけで、ヒロインと再会するために再び宇宙の果てへ。
「ゼロ・グラビティ」観たときもラストで、そんなんあり得ん! と思ったけど、今回はそれ以上。
海外旅行並みに手軽な宇宙旅行になっとる。

ブラックホール研究の権威がアドバイザーになり、その理論には忠実な作品だそうだが、主人公の驚異的なサバイバル生命力はリアリティー・ゼロの殆どファンタジー。

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